3/3UP施工例

3/3UP 施工例

IMG_3040.JPG
今回は施工事例ではなく調査事例ということで先日、新城の山奥にて古民家3点セットを実施して参りましたのでその時の様子をご紹介します。
平屋の伝統工法家屋、いわゆる古民家です。

 

IMG_3053.JPG
いつものように伝統耐震診断の機械を設置します。
1個は外で地盤の揺れを測り、もう1個は2階の屋根裏の柱や梁の際に設置して建物の揺れを計測します。
機械の向きを外と揃えないと変な数値になってしまいます。
また、きちんと水平に設置することも大切です。 
ここの地面は岩盤にてほぼ揺れていませんでした。

 

 

IMG_3054.JPG
パソコンのソフトを立ち上げそれぞれ数値を入力していきます。
あとは計測するだけですが、1回の計測で約5分くらいかかります。
それを5回繰り返して平均値を採ります。
室内で動いたり強風が吹いたり、外でトラックが走ったりすると揺れを拾ってしまいますのでできるだけ静かにしています。
伝統工法+軸組み工法、もしくはリフォームなどで改修をしている箇所が繋がっている場合は写真のように山が2つ出てきます。
左の山が伝統工法建築の周波、右の山が軸組工法などの固めて造った工法の周波です。
伝統工法はいわゆる現在の建築基準法の枠から外れたところに存在しますので伝統耐震診断という方法で調査します。
伝統工法の建物はしなやかで揺れを逃がす免振造りになっていることが多く地盤が固いのが特徴です。
 

IMG_3055.jpg
古民家3点セットとは①約500項目の古民家鑑定、②伝統耐震診断、③床下インスペクションからなります。
この3点セットを行うことがフラット35を適応するための最低条件となります。
また鑑定書や診断結果を民泊申請や飲食店の申請をする際にも役所に提出しなければならない自治体もあるようですので詳しくは各自治体にお問合せ下さい。
福井県や滋賀県では3点セットを行うにあたって補助金も申請できるそうです。
最後に床下を調査してきます。

 

 

 

IMG_3059.JPG
外から入れる場合は外から進入します。
たまに引っ掛かって取りに行く場合もございます。 
 

 

 

 

 

IMG_3060.JPG
パソコンに画像が送られてきますので向きと場所を確認して図面に書き込み写真を撮ります。
これらのデータをまとめて本部に提出して解析結果を待ちます。
解析結果に基づいて改修したり、場合によっては解体が必要になってしまう場合もあります。
ただその場合でも古材を買い取ることが可能なこともございますので一度ご相談下さい。
観光誘致や民泊の増設、空き家の再利用などで国も動いていますので、整備基準など地方行政とも協力しながら少しずつ前へ進んでいくことが大切かと存じます。